惹きつける人たち

引き続きSHOWCASEでのやり取り。

明るく、激しく、新しく、そして美しく！輝く女子プロレス団体「スターダム」公式サイト

コズエンのリーダーである、中野たむ選手と月山選手との試合後、バックヤードでのやり取りをスターダムのHPより抜粋　youtubeでも見れます。

背景としては、コズエンのメンバーである月山選手はまだデビューから1度も勝った事がなく、昨年の12月に中野たむ選手から3ヶ月以内に勝たないとコズエンから出ていってもらうという所から始まっています。高橋選手と1月にシングルを行いパッション注入マッチを行った事から今回の流れになっています。

リング上

中野「月山、アンタはさあ、なんのために闘ってるの？　なんで勝ちたいの？」

月山「私は、コズミックエンジェルズで勝ちたいから闘ってます！」

中野「コズエンで勝って、コズエンに残ってそのあとは、なんのために闘うの？」

月山「最初は、自分のために勝ちたかった。自分ががんばってきたことがムダじゃなかったって思いたくて闘ってきた。でも、こうやって会場のみんなが応援してくれるようになって、コズエンのみんなが休みの日にセコンドに来てくれて一生懸命応援してくれて、私はみんなの笑顔が見たくて闘ってきた。でも、ホントはコズエンのこと悪口言ってきたしょうもないヤツを見返したくて！　人の悪口言うってことがどういうことだかわからせてやりたくて、こんな痛い思いしてもずっと這い上がってきたんだよ！」

中野「ありがとう。アナタに足りなかったの、それだよ。アナタが自分の中の汚い感情、欲望、嫉妬、闘う理由、すべてをさらけ出す覚悟があるのか。コズエン脱退の約束の３・25、たむはアナタのパートナーとして高橋奈七永から絶対に勝たせる！　高橋奈七永！　おい、見てるかよ！　だから、アンタも最高のパートナー連れてこいよ。わかったな！」

バックステージ

中野「月山を３・25横浜武道館までに勝てなかったらコズエン追放という約束をしたけど…月山が最後に足りなかったもの、いままで足りなかったもの、その覚悟をもって、いまは、たむは月山のパートナーとして絶対に高橋奈七永に勝たせます。だから高橋奈七永、アンタも最高で最強のパートナーを連れてこいよ、絶対だからな！　お願いしますよ」

文章だけですが、youtubeでも見れるので、見れる機会あれば是非見て貰えれば、より雰囲気分かるのですが、思いというか、情念とかそういったものが出ているので、プロレスが流れとかそういったのを凄く重要視しているのがホントに分かります。

これで勝って無事に終わったとしても、その後裏切っても、仮に負けても、また新しい色々なストーリーが生まれるのがプロレスです。

1度も勝っていない選手が最も声援を貰う選手の1人であるのがプロレスの醍醐味なのですが、ここまで人気出てくると次の展開難しくなってきたなとも思います。月山選手自体めちゃめちゃ地頭良くて、通訳も兼ねる事が出来て、昨年スターダム総選挙でも公約など含め、賢さが分かるくらいのスピーチをしています。

ただ、実際に人気あっても、お金を団体に落とす選手、強い選手、声援を貰える選手って違うんですよね。それが去年の総選挙で結果だけ見ると出ています。

先日引退した武藤選手みたいにドームメインをはれて、PPVも売れて、グッズも声援も最大限って本当に男女合わせて稀なんだなと思いました。

今日は3.4です。
代々木現地で見れる人は楽しんで下さい。

謙虚思いやりをもっていきましょう